ジャズギターレッスン記:No.16

“Mac”

※過去のブログ「bogey#1's life full of music」からの転載、2013年3月の記事です。

ジャズギター通信レッスン、あろいうことか提出に半年近くかかってしまいました。いかん!これではいかん!諸々事情があったとは言え、月1回サイクルで回すという目標にはほど遠い。深〜く反省する次第です。

そんなこんなでもたもたしてた年明け、大学時代の軽音の同期が、 エレクトーン演奏グレード5級を取った という知らせ。彼女は大学卒業以来あまり音楽はやってなかったらしいんですが、「2011年6月よりエレクトーンを習い始めて、ちょうど1年半。6級を受けると決めたのが、ちょうど1年前。年明け早々に6級を受け、2012年中には5級を受験したいと目標を定めていた」とのこと。

いやー、感服しました。ちゃんと目標設定をして、達成するって言うね。僕は趣味でやってる音楽にまで仕事みたいな縛りを持ち込みたくないって言う甘えがあってそういうの避けてたんですが、どっちがいいかは結果を見れば明らかですね。ジャズギターは級とかないんで、目標は自分で決めないといけませんが。

今回の課題はマイナーブルース。どっちかというと得意分野?と思って望んだんですが、なかなか一筋縄でいきません。回を重ねるごとに書きソロが難しくなってるんですね。テンポはゆっくりめなんですが、16分音符、3連符が随所に織り込まれていて、これがなかなか弾けません。基礎的な運動能力の足りなさを痛感します。

一方で、アドリブの方は、根拠はなく相変わらず感覚に頼ってますが、なんとなくワンパターンでも 弾き続けられるようになってきたかな、という実感はあります。たまたまなじみやすいコード進行というのもありますが、少しずつでも進歩はあると思っています。

ジャズギターに限ったことではなく、結局なんでも「実践ありき」なんだと思います。もちろん記憶の定着や、再現性、応用と言った意味で理論が有効であることは間違いないですが、あくまで順序としては先に実践がないと理論は意味をなさない。このレッスンの最大の収穫はそれを身を以て理解したことだと思います。それまではその順序を勘違いして何年も足踏みしてたわけで。

というわけで、次につづく