ジャズギターレッスン記:No.0

※過去のブログ「bogey#1's life full of music」からの転載、2010年12月の記事です。

9月からジャズギターのレッスンを受けてます。

僕のギターはブルースロック育ちですが、ジャズも大学の頃からかなり聴いてました。ジャズへの入口が Sting や Steely Dan だったこともあり、ロックであれ何であれ、ジャズのサウンドを取り入れたいという想いはその頃から持ってました。独学しようと教本を何冊か買うも、難しくて挫折。そして布川俊樹さんの「ジャズギターマスターシリーズ」というビデオでジャズのコードワークの基礎をようやく習得することがでました。この教則との出会いがなかったら The Double Bogey のサウンドは成立しなかったと思います。

コードワークは何とかなったんですが、克服できずにいる「壁」がアドリブソロ。ジャズの魅力的な要素、アドリブを自分のものにしたい。長らく実現できていない夢です。もともとソロ自体、決まったフレーズ弾くのでさえ苦手な僕にとって、アドリブは相当高いハードルで、独学では無理だろうと。ちゃんと習いたいとはずっと思ってたんですが、いろいろ制約があってなかなか実現せず。

そして念願かなって、9月から始めたレッスン、師匠は、なんと布川俊樹さんその人。通信レッスンです。去年の11月、今年の5月と2回ライブに行ってお話をさせていただき、5月のライブの後にレッスンの概要を教えていただいたんですが、その後悩む事数ヶ月。この歳になって今更レッスン受ける価値あるのか?とか、受けるためにまず何か弾いたものを聴いてもらわないといけないんだけど「こんなヘタクソ教えられん」って言われたらどうしようとか(苦笑)。

そんなところで背中を押してくれたのが布川さんご本人の著書、「ジャズの壁を超える100のアイディア」

「ジャズの壁を超える100のアイディア」表紙

とにかく面白いんですよ。敷居が高く感じられるジャズを親しみやすく感じさせてくれるところが布川さんの凄いところ。これ読んで、もう、当たってくだけろと、そう思ったんですね。意を決して 音源とライブ録画を送って、聴いてくださいと。本当はせめてスタンダードの1曲でも弾いて送りたかったけど、今の僕にはできないし、ありのままを聴いてもらうしかないじゃないかと。

幸い好意的に受け止めていただき「レッスンOKですよ」と。その後は追って書いていきますが、望んだ人に教えてもらえるわけだから、頑張らないとね。腰を据えてじっくりやるつもりです。これで弾けるようにならなかったら諦めるしかない。

というわけで、次につづく