ジャズギターレッスン記:No.2

“Mac”

※過去のブログ「bogey#1's life full of music」からの転載、2010年12月の記事です。

1回目のレッスンでアドリブ玉砕、「まず模範演奏を譜面どおりに弾きましょう」とのアドバイス。これなんですよ、こういうシンプルなアドバイス。

今まで独学しようといろんな教材を買ってやってみるものの、これでええんやろか?とか、「努力の方向性」どうのこうのって考えちゃうんですよね。それも大事なんだけど、本当はそんなヒマあったらゴタゴタ言わずにがむしゃらにやる、が正解かもしれない。一番反省すべきは、あーだ、こーだと考えて結局実行しない自分なんでしょう。

人について習うメリットの一つは「努力の方向性」を示してもらえること。一事が万事それに頼るようではいかんと思いますが、少なくとも自力で努力して行き詰まっているなら、優れた人のアドバイスは大いに助けになる。自分が信じてついて行こうと決めた師匠であれば、迷うことなし、"JUST DO IT"であります。

というわけで、2回目の課題は、前回と同じ逆循環の4コード、4小節を、サブドミナントとトニックの各2小節ととらえて弾く、というもの。

アドバイスに従い模範演奏をそのとおりに弾く、ということで、譜面ももらってるけど読めないので(苦笑)「耳コピ」です。動画だからポジションは確認できます。

ここでまた現実を思い知る。「音はとれるけど弾けない」。前回の課題より使う音数が増えてるとはいえ、Cメジャースケール内の音、基本八分音符なんで音を取るのは難しくない。でも「弾けない」。指がついて行かない。ソロが苦手というのは十分自覚してたけどここまで弾けないとは、、、。

The Double Bogeyで弾いてるソロも、アドリブではないもののそれなりにジャズ的な要素を取り入れて組立ててますが、それが自分の手癖というか、フィジカルに弾ける範囲に制約を受けてることに改めて気づきました。

というわけで、なんとか弾けるところまでテンポを落とし一ヶ月練習。前回の課題も含めて2回分を録音して提出。フィーリング、リズムなど、概ね良いとの評価をいただきましたが、「うまく弾けなくてもいいから、もう少し速いテンポで」と指示をいただき、頑張ってテンポアップしたものを提出。

ショックだったのは、ソロではなく自分で録音したスイング4つ刻みのバッキングが「切り過ぎ」とのご指摘。確かに聞き直してみるとタンゴみたいですごく変。油断してました。反省。

前から言われている「他のポジション」「他のキー」がやれてないし、読譜もできるようになりたいし、積み残しの課題がどんどん増えていきそうで大変ですが、とても有意義です。引続きがんばります。

今回録音は Mac の GarageBand でやりました。いつものフルアコをTube MP Studio V3というプリアンプ経由でオーディオインターフェイス〜Macへ。ラインだと無味乾燥なペラペラの音になりますが、このプリアンプを通すとウォームで艶のあるギターらしい音になります。

というわけで、次につづく