※過去のブログ「bogey#1's life full of music」からの転載、2010年12月の記事です。
前回書いたとおりジャズギターレッスンを受けられることになりました。習いたい先生を突き詰めた結果「通信レッスン」という形になったわけですが、結論から言うと僕には対面レッスンよりも向いてるかな?という実感です。
通いレッスンだと決まった時間に決まった場所に行かないといけないし、僕は左ききなので必ず自分の楽器を持って行けないとダメ、という時間的、物理的制約。あと、自分の能力の問題で、瞬間的に物事を理解して習得する、というのが苦手で、時間をかけて繰り返さないと身につかない。
今回のレッスンは、譜面のPDF、バッキング音源、模範演奏の動画をネットで送ってもらい、メールで指示された課題を弾いて録音して返信し、指摘をもらうというスタイル。これだと何回でも繰り返して模範演奏を聴ける(見れる)し、細切れの空いた時間でできるので、物覚えが悪い、まとまった時間がとれない、という僕の事情にはベストマッチ。動画をiPhoneに入れておけば時間や場所の制約をかなりとっぱらえる。
1回目のレッスンですが、ぶっちゃけ「玉砕」。課題は、逆循環の4コードに対してそれぞれ3つないしは4つ(もちろんオクターブ違い、ポジション違いを含む)の音を使って弾きなさい、というもの。僕は「アドリブできるようになるためにやるんだ。」という意識が強すぎ、いきなりアドリブ練習にチャレンジしたんですが、一ヶ月練習しても全くダメでした。送ってもらったバッキングのテンポについていけず、自分で超スローなバッキングを録音してやったんですが、それでもダメ。
指定された音を選んで弾くには、指板上の各音のポジションが見えている必要がありますが、それができてないから何度やってもダメなんでしょう。破れかぶれの悲惨なソロを何とか録音して提出しました。
案の定、師匠からはリズムとかいろいろご指摘をいただき、「次回は模範演奏を譜面どおりに弾いて出してください。まずはそれで充分です」と。自分の実力のなさを思い知りました。情けないけどそれが現状。
録音は TASCAM DR-1というレコーダーでフルアコの生音をエア録りしてみました。オーバーダブ機能がついてるのでバッキングとソロを重ね録りできます。フルアコのエア録りといえば Joe Pass の Virtuoso が有名で、一度試してみたかったんですが、実際やってみるとマイクの位置ですごく音が変わる。当然といえば当然ですが、Fホールに近づけると低音をしっかり拾っていい感じになります。
というわけで、次につづく
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