別ページで紹介している'72モデルと同じくFender Japanのテレキャスターシンライン。こちらはシングルコイルピックアップ'70モデル、初期型のレプリカです。'72モデルを入手した時、本当にほしかったのはこれだったのですが、問い合わせても「左用は生産予定なし」とのことでした。
ところがですね、出てきたんですよ。ネット見てたらいつの間にか発売されてたんです。「買いだ!」といきたいところですが、これまた売ってるお店が東京だし、既にシンライン一本もってるし、どうだかなぁ、、、と迷いつつ時々チェックする日々。
そうしてるうちに、複数のショップで売りにでていたのが「売り切れ」が出始めたんです。これはヤバいと。この手の定番から少し外れたモデルの左用はおそらくショップからのオーダーでまとめてロット生産されたものですが、その数はせいぜい数本〜数十本で「売り切れご免」ってことでしょう。つまり今市中に出回ってるものが売れてしまったらサヨナラです。
ちょっと焦りモードでネットをチェックしてたところ、大阪にもお店のある某チェーン店さんのネットショップに中古品が!これはチャンスとばかり電話で問い合わせたところ「名古屋店の在庫です。」とのこと。名古屋に電話し「大阪で試奏して買いたいんですが」とおねがいしたところ、「わかりました、転送します。」と快く引き受けていただきました。
そんなこんなで大阪のお店に出向いて試奏してみたところ、ネックシェイプもバッチリ僕の好みだし('72モデルとはだいぶ違う)、音も期待どおり、テレキャスのキャラクターとホロウボディの特性がうまくバランスしている感じ。めでたく「買い」となりました。
シングルコイルゆえ線の細い音ですが、テレキャス独特のあの音はブリッジの構造によるものでしょうか?とにかくピッキングのニュアンスをよく拾います。その分演奏のアラも丸出しですが(笑)。
しばらく The Double Bogey でメインとして使った後、フルアコにその座を譲りましたが、ちょっとしたスタジオ練習や、仲間内のセッションなど、とにかく軽くて持ち出すのが苦にならないので、そういう場面で活躍してます。