Who are The Double Bogey


第4回 Fender Jazz Bass `74

初めて購入したオールドベースがこの74年製のフェンダージャズベースです。

確か99年頃だったと思いますが、よく通っていた大阪千里のあるショップで購入しました。
スタッフの方がベーシストで、オールドフェンダーやフォデラなどハイエンドベースの品揃えがとにかく豊富だったのです。
その方の趣味らしく、ミュージックマンベースも山ほど置いてありました。(ルイスジョンソンフリーク)

その頃JAZZ LIFEやBASS MAGAZINE誌によく広告を出していて、オリジナルマスコットまでありました。
「くまちゃん」といえばピンとくる人もいると思います。

とにかくこのショップ、トッププロ御用達の世界的メーカーとして知られる超有名ブランドの支店にもかかわらず、自社ブランド製品はそこそこに、あそこまで偏ったというかこだわった品揃えはホントに珍しかったです(笑)

話はどんどんそれていきますが、偶然そのスタッフの方のウェブサイトを見つけてよくのぞいていましたが、楽器店スタッフという顔の裏?でかなり本格的な音楽活動をされていたようです。

メインで活動されていたバンドの音源がサイトで公開されていて、時々聴いていましたが、そのボーカルの女性がある日オーディションで勝ち残りプロになってしまいました。

そのうちにその方は支店を移られたようで、店頭のオールドフェンダーやミュージックマンも次第に姿を消し、ショップに立ち寄ることもなくなったのですが、何年も経ったある日再び私はそのスタッフの方と出会い、おまけにミュージックマンのスティングレイベースを購入することになるわけです。

さて、この74年製ジャズベースはアッシュボディにメイプル指板という70年代フェンダージャズベならではの構成です。
リアのピックアップが従来より少しブリッジ側に移動するという仕様変更が行われ、60年代とはまるで別の楽器と言ってもよいくらいに生まれ変わったのが、ちょうどこの頃。
60年代ジャズベはまだ触ったこともない私でしたが、確かに独特のクリスピーかつパンチのあるトーンはスラップにぴったり、指弾きでもクッキリとした輪郭があり、とても表現力に優れた楽器でした。
(演奏者の表現力はともかく…苦笑)

70年代を知ると60年代ものぞいてみたくなるのが悲しい?人間の性というものです。
その後、一気に10年近くも時代を遡った65年製ジャズベースを購入するという暴挙?にでるまでにそう時間はかからないのでした(苦笑)

この74年ジャズベ、さらにその後の史上最大の暴挙?のおりに下取り品として、安らかに昇天あそばされました…合唱、もとい合掌。

65年ジャズベと史上最大の暴挙?についてはまた次回。